Selenium IDEでループ処理を行う
はじめに
Selenium IDEのみではループ処理が出来ないため、同じ処理を繰り返し行いたいときにとても不便です。
この記事ではループできるようにする方法と簡単なサンプルについて書きます。
※かなり今更な内容ですが、たまにやろうとしたときに忘れてるのでメモ。
ループできるようにする
拡張jsやアドオン追加でループできるようになります。
今回はsideflow.jsを使いました。
sideflow.js
拡張用のjsファイルです。
https://github.com/73rhodes/sideflow
からダウンロード
Selenium IDEのオプション→設定→一般タブ
『Selenium Core拡張スクリプト(user-extentions.js)のパス』にダウンロードしたsideflow.jsを指定
これでforやwhileのループが使えます。
SelBlocks
アドオンなのでインストールが簡単そうなのですが、署名エラーにより有効にできなかったので諦めました。
https://addons.mozilla.org/en-US/firefox/addon/selenium-ide-sel-blocks/
ループのサンプル
URLが異なるページでなにかしら処理をするサンプルです。
コマンド | 対象 | 値 | ※解説 |
---|---|---|---|
for | i=1; i <= 10; i++ | i | ループの開始。10回ループ。値をiに格納 |
echo | ${i} | ただのデバッグ(SeleniumIDEの『ログ』タブに表示されるよ) | |
open | http://qiita.com/tags/SeleniumIDE/items?page=${i} | URLを開く。${i}が変数 | |
pause | 3000 | 3秒待つ(いつもwaitかsleepか悩むのでメモ...) | |
assertTextPresent | SeleniumIDE | ページのどこかに『SeleniumIDE』と表示されているか確認 | |
endFor | ループの終了 |
さいごに
Selenium IDE便利ですね。ステキです。