デブサミ2025に参加してきました!
2025年2月13〜14日に開催されたデブサミ2025に参加してきました!
今年も技術の最前線を学べるセッションが盛りだくさんで、特に生成AI、テスト自動化、XR技術など、多岐にわたるテーマについて深掘りできました。
以下、参加したセッションのレポートをお届けします。
※本記事はメモをChatGPTさんにいい感じにレポートにしてもらいました。
Gemini in BigQueryが導く、データ分析の次のステップ:rawデータからインサイト獲得までのAI活用法
📌 セッション詳細
データドリブンな意思決定を支援するための最新技術について学びました。
特に Gemini と BigQuery を活用したデータ分析の進化が印象的でした。
🔹ポイント
- データの前処理(データプレパレーション)の自動化
- SQLの自動生成やコメントによる可読性向上
- データキャンバス による自然言語でのデータ検索、SQL生成、チャート作成
- Vertex Search を活用した検索エンジンの構築
音声や映像データのテキスト化・分析まで可能になっており、今後のデータ活用の可能性がさらに広がりそうです。
ニンテンドーアカウントへのパスキー導入
📌 セッション詳細
パスキー の仕組みと導入のポイントについて解説されました。
🔹ポイント
- パスキーはパスワードよりも安全
- フィッシングサイトでの入力が不可能
- 公開鍵と秘密鍵による認証方式
- リカバリ時の認証ポリシーが重要
- メール認証に頼りすぎるとセキュリティリスクが増す
任天堂のような大規模なサービスにおいて、いかに安全かつ利便性を維持しながら導入しているかが学べるセッションでした。
生成AIプロダクトを育てる技術 ~データ品質向上による継続的な価値創出の実践~
📌 セッション詳細
生成AIを活用したプロダクト開発の実践的な事例が紹介されました。
🔹ポイント
- 生成AIのメリット
- 面倒な入力を自動化(例:保険証アップロードで自動入力)
- 難解な出力を整理(例:家計簿データからアドバイス生成)
- リスク管理
- AIの出力結果には責任が伴う(エアカナダの裁判例)
- RAG(Retrieval-Augmented Generation)+ DataCentric の組み合わせが有効
- 成功事例
- クラシルのレシピ投稿の構造化 → UX向上により利用者数120%増加
- コスト・リスクのモニタリングに Amazon Bedrock を活用
生成AIをプロダクトに組み込む際のリアルな課題と解決策が学べる内容でした。
プロダクトの価値を高めるためにコーディング以外にできること~共通言語でつくる異職種コミュニケーション~
📌 セッション詳細
技術者にとっても重要な 異職種コミュニケーション の課題と解決策についてのセッションでした。
🔹ポイント
- ミスコミュニケーション
- 言葉の定義が曖昧で意思疎通ができない
- ディスコミュニケーション
- そもそも会話が成立していない
- 共通言語を作ることが大切
技術だけでなく、チームとしての生産性を上げるためのヒントが満載でした。
FPT AI Factoryで加速するAI開発
📌 セッション詳細
ベトナム発のAIプラットフォーム FPT AI Factory の概要が紹介されました。
🔹ポイント
- FPT AIプラットフォーム
- NVIDIAをベースにしたAI開発環境
- 3月オープン予定
- API公開は3月末予定
- Code Vista という新機能
ベトナムのAIエコシステムの今後に期待です。
「Apple Vision Pro」の登場で何が変わるのか? ITエンジニアとXRの可能性を語ろう
📌 セッション詳細
Apple Vision Pro を軸に、XR(Extended Reality)の未来について議論されました。
🔹ポイント
- 空間コンピューティングの進化
- Appleは マルチタスクを可能に(Metaの後追いも)
- YouTubeとSafariを同時表示できる
- 開発技術の選択肢
- WebXR(JavaScriptベース、実機でのデバッグが必要)
- Unity(MRアプリ開発向け)
- Xcode(3D開発には向かないが、MRアプリのビルドには利用可能)
- ハードウェアの課題
- Vision Proは1時間で疲れる
- ポリゴン数を最適化しないと Safariが落ちる
- WebXRの3Dレンダリングの負荷が大きい
- 今後の可能性
- ARグラス で生活が変わる
- どこにでもディスプレイを配置できる
- 「ヘイメタ」で動画撮影や検索が可能に
XR業界の最新動向がわかる興味深いセッションでした。
day2
現場で役立つAPIデザイン
📌 セッション詳細
API設計のベストプラクティス についての解説でした。
🔹ポイント
- APIファースト開発
- 仕様策定 → 実装 → テスト → ドキュメント
- RESTfulの原則
- URLは 名詞(複数形) を使う
- GET などの動詞は含めない
- 適切なエラーハンドリングとステータスコード
- APIのバージョン管理
- URLにメジャーバージョンを含める
- キャッシング戦略
シンプルながら重要なAPI設計の基本を学べるセッションでした。
テスト自動化、苦しかったときの話をしようか
📌 セッション詳細
テスト自動化の課題と解決策 についてのリアルな話が満載でした。
🔹ポイント
- テストデータの準備が大変
- スクリプトのメンテナンスが負担
- テスト環境の維持が課題
- 手動テストチームとの連携が重要
テスト自動化の導入を検討している方には必見の内容でした。
目の前の仕事と向き合うことで成長できる - 仕事とスキルを広げる
📌 セッション詳細
仕事の中でスキルを磨き、成長するための考え方についてのセッションでした。
🔹ポイント
- 知識とスキルの違い
- 「りんごは何色?」→ 赤と答えられるのは知識
- 「りんごを育てる」→ 知識を活かしてスキルにする
- 能力を伸ばすためのポイント
- 仕事の中で学ぶことが重要
- 内省とフィードバックを意識する
- 日報や週報を活用
- タスクには5W1Hを設定
- タスクの「完成の定義」を明確に
- 毎日1つ新しいことを学ぶ
主体的に学び、成長するためのヒントが詰まった内容でした。日報や週報は大事!
「ぐるなび」におけるIT運用方法の秘訣とその活用事例~ログ分析とアラートシステムの導入による運用方法の変革~
📌 セッション詳細
ぐるなびのIT運用改善の取り組みについてのセッションでした。
🔹ポイント
- ElasticSearchを活用
- 検索AI、ログ分析、セキュリティ分析
- オブザーバビリティの第一歩はログ
- UMAME
- ElasticSearchを使ったアクセスログ解析
- Kibanaでのログ分析
- Kibana Rulesによるアラート通知
- 今後の展望
- SLO(サービスレベル目標)の策定と運用
ログ分析の重要性と、SLOによるシステム安定化の考え方を学べる内容でした。
まとめ
デブサミ2025では、生成AI、テスト自動化、XR など、今後の技術トレンドを押さえるための有益な情報が得られました。
最新技術を取り入れながら、よりよいプロダクトを作るために、引き続き学びを続けていきたいと思います! 🚀
今後に向けて
- プロダクトにAIを導入してみよう!
- 週報か月報か、ふりかえりブログ再開するぞ!
- スタンプラリーのためにスポンサーブース回ったけど疲労感半端ないw
関係者の皆様、ありがとうございました!